子供への体罰の是非について

 

近頃はどこにいっても体罰絶対悪論が良しとされています。

とにかく会話で理解をさせる、そうすれば子供も理解してくれるというのです。

本当にそうでしょうか?

では、そんな体罰絶対悪論で育てられた子供たちは、大人になった今、どんな人間になっているのでしょうか?

人の痛みをわからず、親や上司に対する敬意を表さない人間に育っていることが多いのではないでしょうか?

自分を省みず、他人の責任ばかり、とにかく文句ばかりの口だけ状態、そんな人が多いのではないでしょうか?

ここから児童心理について話をする。

子供は大人が思うほどバカではありません。

ずる賢く、大人が怒ったところで、顔で泣いていても腹の中で笑っているものです。

子供が親から体罰を受けた、という子どもの心理状態への問題が取りざたされています。

しかし子供は肉体的痛さに心が傷つくのではありません。

肉体的には痛くても痛くなくても子供の心には関係ないのです。

この部分をはき違えている大人が多い。

いきなり体罰を加える人は少ないと思う。まずは何度か注意をしても聞かない場合、体罰に入るパターンがほとんどでしょう。

しかし、体罰絶対悪論だと、注意しても聞かないのに、さら話をすることになります。

ハッキリ言います、それでは子供に「あっ、こいつ何もしないから、ちょろいよ」となめられるだけです。

これ、どんな子供でも親に対して心の中で考えていることですよ(笑)

我が子はそんなこと思わないって?

親バカもたいがいにしなさい(笑)

人間も所詮動物なんです。

自分より力が無い、または自分より弱い立場であると判断した瞬間、なめてかかるようになります。

ただし、ここでいう体罰は、ルールに沿ったものでなければなりません。

昔でいうと平手を定規で何回叩かれるか、といういった類です。

体罰と暴力を混同しないようにしてください。

注意しても聞かないのに、そのまま体に覚えさせることをしないことは、親、特に父親としての役割を放棄しているのと同じことです。

母親の愛情は慈愛、やさしく包み込むのが仕事です。

父親の愛情は厳しさです。嫌われても本人のために体罰を与えるのも仕事の一つです。

子供にとって都合のいい世の中になっていますが、なぜそうなっているのか、誰がそのような世論を作り出しているのかをよく考えたほうがいいと思います。

将来、社会という荒波に出ていったときに、一人前の大人に育てるためには、体罰は時として必要であることを覚えておいてください。

将来、あなたの子供を、一人の人間としてしっかり歩かせるつもりがあるのであれば。

 

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